農村かさぎ

「農」と暮らす日々

鳥取県日南町にある笠木(かさぎ)。 中国山地の一角、標高五〇〇メートルに位置し、約七〇世帯の大半が農業をしながら暮らす山間集落です。 昔から米どころと知られ、都会の米問屋さんからは幻の産地と呼ばれることも。 これまでも美味しいお米や酒米、白ネギ、ホウズキ、ピーマン、大豆など精力的に栽培・収穫してきましたが、担い手の育成や新たな農地活用を目指して二〇二三年、(一社)笠木営農組合と農業法人(有)だんだんを中心に集落ブランド「農村かさぎ」を立ち上げました。 これを機に、農作物をお届けするだけではなく、暮らしや文化、農家のレシピなど「農」と暮らす日々をお伝えしていきます。

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米とコシヒカリに懸ける思い

新しい技術を取り入れながらも『可愛い孫子のために作っている農家の保有米をお分けする』という考え方です。 景品でいただいた魚沼産を食べてみて「我が家の米と変わりない」という感触でした。 有名ブランドの魚沼産コシヒカリと比較して私たちの笠木産米がどの程度なのかを知るために東洋精米機味度計で2年測定、日本食物検定協会で産地を伏せた検定、魚沼コシヒカリの指導者の方を訪ねて玄米を交換していただき、鳥取県農業試験場で比較した結果が下記の表です。

食味等関連項目測定結果(平成21年3月13日) ※平成20年産米
サンプル 味度計 食味計 米粒判別器
産地 味度値 食味値 タンパク 整粒 未熟粒 死米 胴割粒 被害粒 着色粒
笠木産 65.5 90 6.4 81.5 15.7 1.5 0.47 0.80 0.0
魚沼産 63.5 87 6.7 91.7 7.1 0.1 0.10 1.00 0.1

双方とも無作為に取ったもので測定

食味は正確にはその年毎に同じではなく、圃場毎に、同一圃場でも場所によって違いますが魚沼産コシヒカリと同等の美味しさであるということが証明されました。

※味度計は東洋精米機MA-30AM(飯専用)

※食味計はサタケRCTA11A

※米粒判別器はサタケRGQ120A

笠木の農地は「かさぎ」で守る

寒暖差の大きい肥沃な土地、雪どけ水と澄んだ空気。 自然の恩恵と言える良質米産地条件と人手不足を補うためのデジタルやドローン技術を取り入れ祖父や親父から引き継いだ慣行農法を守っています。 過疎地であっても、「農村での暮らしに将来が描ける」場所にするため農村かさぎは活動していきます。

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